My Sunday Feeling 0822

yukinko

My Sunday Feeling No.105

フジロックで、アリーナと君島大空さんのステージをみてきました。

リハーサル前に、バケツを逆さまにしたような土砂降り。テントの中に用意しておいたアリーナの物販のところにまで泥水がやってきて、このまま中止になってしまうのではと不安が頭をよぎる。

今年で24回目のフジロック。
コロナ禍でははじめてのフジロック。

お客様方が密にならないようにと、
客席側には、土の上に小さな切り株のようなたくさんのマルが、等感覚に並んでいる。

スタッフも密にならないようにと、ホテルからステージまで移動の車には、
マネージャーのWatanabeの文字が。

スタッフの方たちは、どれほどの時間をかけてこれを設営したのだろうか。
フジロックの、あまりにも細部まで行き届いた対応に、終始感動を覚えていた。

本番前に、雨があがる。
アリーナと大空さんに、雨上がりのフジロックがやけに似合う。

透明な音楽が、しっかりと等感覚に並んでいるお客さん中に染み込んでくる。
参加しているお客様達の真剣さが、こちらまで痛いほど伝わってくる。

本当に50分間も歌っていたのだろうか。
あっという間だった。

この苗場の色や音や想いを、ずっと忘れないんだろうと思いながら、
東京行きの高速道路に乗ったのでした。

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