My Sunday Feeling 0218
My Sunday Feeling No.229
「すぺたのこぺたの言ってんな。」
山形の実家に帰ると、母の方言に面食らう。
(すぺたのこぺたの=あーだこーだいうこと)
という意味なんだけれど、同じ言葉でも訛るだけでなんだか可愛らしい。
高校卒業ぶりに、母校を訪れた。
当時まいにちはりつめた気持ちで通っていた高校。緊張して訪問したが、新しくなった校舎には光が燦々と入り、同じセーラー服を着る生徒がとても愛おしく思えた。
吹奏楽部のみんなと一緒に「銀河鉄道999/ゴダイゴ」を演奏した。いつの時代も名曲ってかわらないね。
今の高校生の音がとても優しくて、時代を象徴しているなあと思った。
実家のテレビでは小澤征爾特集が流れている。
共産主義の中国では、当時クラシックは贅沢品とされ、演奏が禁止されていた。
その流れを変えるために生まれ故郷の中国にむかった小澤征爾。譜面台の上には父親との写真。
中国のオーケストラとブラームスを演奏した小澤征爾は、泣きながら指揮棒を振っていた。
音楽はどんな道にもつながっているなあと思う。
音楽は何にも邪魔されるものではなく、
純粋に、心をつなぐものであると信じてる。
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